生活に欠かせない民具として冬の農閑期に作られたわらの履き物。 寒冷な気候の遠野では、わらは重要な素材で、草履や草鞋(わらじ)など身につけるものを中心に利用されてきました。 中でも雪ぐつは、特に手間がかかるため、祖父母が冬の時期に孫たちにつくってあげる、愛のこもった履き物でした。子どもたちは雪の上をこの雪ぐつを履いて学校に通ったそうです。 かつては、ごくあたりまえだった手仕事も、現在ではその技術を持った人は少なくなっています。 この藁ぐつを作っているのは、遠野市宮守町在住93歳の佐々木俊一さん。 16歳の頃から、炭焼きの仕事に履いていくため、草履やつまごと呼ばれるわら靴を自分で作っていました。 2023年度まで「つくる大学」で行われていた講座を2024年度から遠野ふるさと村が主催となり、わらの履き物の作り手を増やしていく活動を継続しています。 今回は通年参加者と一緒になって体験いただくお試し単回参加を歓迎募集いたします。 (初めての方は見学・なわない体験のみ) 3,500円 ※通年の参加者への講習を優先させていただきますため、わらぐつには辿りつかないことをご了承ください。 ●日程 ※偶数月の第3日曜日の10:00-15:00 昼食休憩あり 2024年8月18日(日) 2024年10月20日(日) 2024年12月15日(日) 2025年2月16日(日) ●定員 単回参加 毎回先着3名まで ●タイムテーブル 10:00~ 企画主旨説明・講師紹介 10:15~ 制作スタート 12:00~ 昼食休憩 13:00~ 制作続き 15:00 終了 ●持ち物 ハサミ、霧吹きがあると便利です。(なくてもご用意しております) 汚れてもよい服装でお越しください。 冬期は寒さ対策をしてお越しください。 近隣に飲食店が少ないため、昼食、間食、お飲み物は適宜ご用意ください。
予約締切:3日前の16:00まで
※日付枠、時間枠を複数選択することで一度に複数日付・時間を予約できます。
※すべて税込金額です。
わらくつ作り 1名あたりの単回参加料金になります。
利用可能なものがありません