申込受付:申込受付中
受講対象:歯科医師・歯科衛生士
日時:2024年08月03日(土)10:00-17:00 2024年08月04日(日)10:00-16:00
会場:株式会社ヨシダ 上野本社3階会議室
受講費:70,000円(税込)
定員:30名 *同一医院1名までご聴講無料!
講師:麻生 幸男 先生 朝田 芳信 先生、中村 佐和子 先生 佐藤 絢 先生、高野 円 先生、小川 由真 先生
協賛:株式会社ヨシダ
≪講師抄録≫生まれてきた子どもたちは、これから生涯関わる適切な衛生習慣を身につけていくスタートラインにいると言える。0歳からの早期口腔管理は、ご家庭と医療現場の緊密な連携(デンタルホーム)によってさらなる深みのあるものになっていくであろう。多くの小児予防管理が実践されているが、成人を迎えた時期に長期的なアウトカム(結果)を横断的な臨床データで出せる事例は皆無である。この度、先行的指導(未就学児)からメインテナンスを継続し、18歳経過時でDMFT0.66カリエスフリー67%を達成した。小児期の未処置歯は増加傾向にあるが、適切な予防口腔管理により歯を守ることで、う蝕を稀な疾患にすることができるのである。早期予防の役割とその意義は大きな貢献であると言える。一方、口腔機能不全による負の連鎖、のちの健康被害に及ぶ新たな問題が生じている。口唇閉鎖不全、睡眠時無呼吸、アレルギー疾患(皮膚、鼻)、嚥下、姿勢など枚挙にいとわない。小児の心身の成長発育に関連する領域でもあり、日々のメインテナンスにおいて、無自覚の症状に早期に気づき、適切な介入の時期を見極めることで、原因究明の機会を増やし専門医療機関との連携が求められている。プライマリーケアの医療現場で定期に、簡単で早く、家族単位で取り組むことのできる教育を提供する場が必要とされており、知識と技術を兼ね備えたチーム医療の構築が望まれる。患者個人個人にフォーカスをあてた一次予防を地域社会に根付かせる新しい価値観の教育的医療モデルとして、子供の健康を向上させるための考え方や診療、今後の課題について皆さんと共有したいと思う。≪コース内容 day1≫・小児歯科専門医の立場からGPの先生方への期待する役割 成長発育に応じた口腔管理・0歳からの早期口腔管理 デンタルホームとしての先行的指導教育・小児を診る上での心構え 医療スタッフの未就学児の対応法・小児の特有な歯科治療・メインテナンス 疾患の発症リスク毎の歯科医、 歯科衛生士による臨床マネジメント≪コース内容 day2≫・今後の小児における課題 口腔機能不全による健康被害を最小限にするために・歯列弓の変化に対する予防 矯正治療に関して・小児から成人まで今後の未来の歯科診療像*開催時間、コース内容は変更の場合がございますので予めご了承ください
※日付枠、時間枠を複数選択することで一度に複数日付・時間を予約できます。