古河グループは、創業者古河市兵衛が1875(明治8)年に草倉銅山(新潟県)の経営に乗り出した時を発祥とし、その後1877(明治10)年に経営を始めた足尾銅山(栃木県)が、我が国の産業近代化の歴史に特筆される技術革新を行い、日本一の産銅量を誇りました。足尾は、古河市兵衛の鉱山一筋の精神を象徴する地であると共に、その後の多角経営への展開により古河グループ形成の礎を築いた地でもあります。
2025(令和7)年、創業150周年を迎える古河グループは、グループの今も変わらぬ結束を示し創業者の思いを今に伝えるために、「一般社団法人古河市兵衛記念センタ―」を設立しました。そして同センタ―により、東京駅や日本銀行を設計した辰野葛西事務所が設計に携わり1911(明治44)年2月に竣工した足尾鉱業所を、往時の場所に「足尾銅山記念館」として復元しました。
館内では、創業者の思いに始まり、銅山の開発、先進技術の導入、町の発展、鉱害の発生とその克服、古河グループの形成、緑化活動などを、時代の変遷とともに展示しています。