「カムイワッカ湯ノ滝のぼり」予約サイト

「カムイワッカ湯ノ滝のぼり」とは?

2024年07月04日 10:33

カムイワッカ・エリアの中で最も人気がある体験が、お湯が流れる川をのぼる「カムイワッカ湯ノ滝のぼり(カムイワッカ湯の滝)」です。

 

カムイワッカ川は、道路から川に入る登り口(入渓地点)から上流400500mほどの付近で、川の斜面の割れ目から約70℃の温泉が幾筋も川に流れ込んでいます。

そのため、入渓地点では約25℃ほどですが、いくつもの小さな滝を超えて、上流に登るにつれて温度が上昇していき、最終地点の「4の滝」付近では、約3538℃ほどになっています。

やや暖かい水しぶきを体に浴びながら、いくつもの小さな滝を乗り越えていくのが、最大の醍醐味です。

 

いくつか基本情報や特徴、歩行のポイントをお伝えします。


1.歩行距離と高低差

片道約400mで、高低差(標高差)は約80mです。行きは登りで、帰りが下りです。

 

2.所要時間

登りも下りも、早い人で15分、遅い人で30分くらいかかります。

休憩時間も含め、全体で6090分くらいの人がほとんどです。(川で水遊びしたり、ゆっくりくつろいだりすると、もう少しかかる人もいます。)

 

3.水深

滝つぼを除くと、全般的にひざ下40cm以下の水深の場所を歩きます。水(お湯)の勢いで、ひざ上や上半身が濡れてしまう人もいます。

また、転んでお尻を濡らしてしまったり、まれに誤って滝つぼに落ちてしまう人もいます。

 

4.泉質

典型的な酸性硫酸塩泉、ph1.6程度の強酸性です。皮膚病や糖尿病に効果があるとされています。

温泉として、お湯に浸かりたい方は、必ず水着を着用してください。(全裸での入浴はしないでください。)

 

5.歩き方

意外かもしれませんが、カムイワッカ川の場合、水の中の方が滑りません。前項のとおり、強酸性の泉質のため、魚がおらずコケも生えないためです。水が流れているそばの石の方が滑りますので、ご注意ください。

特に下りでは、水の中をできるだけ小股で上体を起こして歩くことをお勧めします。

 

6.装備・服装

この図のような服装が理想的です。

①ヘルメットを着用しましょう。(予約者には現地(登り口)で無料でお貸しします。)

②濡れても乾きやすい服装がベターです。ひざ下は必ず濡れます。

③軍手や手袋などがあるとベターです。

④靴は、ウォーターシューズや沢登り用の靴が理想的です。サンダルの場合は、かかとで固定できるタイプでないと、流されてしまいます。1の滝までであれば、靴下でも構いませんが、それ以上、上流に行く方は、靴下だけだと足の裏が痛い思いをすることになります。

⑤かばんは濡れてもよいように、防水処理が必要です。特に携帯電話は、ビニール袋に入れることを強くお勧めします。

 

 

  

このようなことに気を付けて、特別な体験を楽しみましょう!






・入口





カムイワッカ湯の滝(1の滝)




カムイワッカ湯の滝(2の滝)



カムイワッカ湯の滝(3の滝)



カムイワッカ湯の滝(4の滝)