土屋邸 KURASHIKI

明治時代から平成まで土屋内科医院として、
地域の医療に従事した土屋家。
倉敷東小学校の学校医も勤めた土屋先生。
90歳を越えても生涯現役だった倉敷の赤ひげ先生には、
倉敷美観地区界隈に住む三世代がお世話になった。

本町通りに面した町家医院は、
奥に長く本宅の母家と蔵を構え、
その長さ南北に45メートル。
今回の改修工事の際、江戸時代
後期の元号「安政」「元治」
「慶應」の棟札が見つかった。

母家北棟は旧街道の本町通り、
母家南棟は倉敷らしい路地に面し、
蔵からは中橋が架かる倉敷川畔が一望できる。

三つの倉敷らしい顔を持つ町家「土屋邸」。
改修された母家や蔵は三つの宿として、
かつて医院だった場所はショップ、
蔵と母家の間はカフェスペースに。

2022年、冬至、
地域の健康を支え続けてきた土屋内科医院は、
倉敷らしさを繋ぐ場「土屋邸」としてリスタート。
暮らし繋いだ目線から倉敷のまち並み
を楽しむ、懐かしくて新しい「地域の客間」。

お問い合わせ電話番号
0864350280
URL
http://tsuchiyatei.jp
所在地
岡山県倉敷市本町3-10