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世界のカッピングの方式は多様化の方向に

2024年05月03日 12:06

堀口珈琲研究所では、カッピングセミナーをテイスティングセミナー初級。中級と行っています。
堀口珈琲研究所ではテイスティング(官能評価)という言葉を使用しています
https://reserva.be/coffeesemhinar

 

現在スペシャルティコーヒーの概念は多様化し、SCAは2024年に新しい概念を発表予定です。
今後は、以下の3つの官能評価(カッピング方式)が並立する可能性があり、その点についても解説します。
1.Qグレーダーが養成される従来からのSCA方式
2.改定されたあたらしいSCA方式による評価
 3.COE方式(SCAJが踏襲)している方式
堀口珈琲研究所では、観桜評価を5つの項目に簡易化し、それぞれをケミカルデータで裏づけています。
5項目50点満点で評価し、SCA方式と相関性がとれるよう設計しています。
umamiとbitternessは分析途上で今後評価項目に加えていく予定です。
aroma 800種の香りがあります

acidity はpH、総酸量、有機酸の組成で評価します

bodyは脂質量で評価します

cleanは欠点豆の混入、酸価(脂質の劣化)で評価します

sweetness はショ糖量で評価します

これらの指標で多くのコーヒーが評価でき、
ナチュラルの豆については発酵の有無で評価しt行きます。

 

堀口珈琲研究所 代表
東京農業大学 食環境科学研究室客員研究員
堀口俊英 環境共生学博士