8月の中級編
ニュークロップが流通し始めつつあります。
生産国の事情か。国内事情かは分かりませんが、かなり遅い印象です。
市場では50%以上のカレントクロップが占めていると推測します。
new cropとpast cropの風味の違いを判別できない自家焙煎店が増加しているのでしょう。とりあえず入港した様々な国(10~12種)のニュークロップを集めてみましたのでテイスティングします。
8月の上級編
コク(Body)がテーマになります。主に1)コロンビア産の標高差のあるコーヒー、2)北部と中部と南部産のコーヒー、3)2022-23cropと2023-24cropのコーヒーなどをセレクトとし、味覚センサーにかけています。
また、総脂質量を計測しています。脂質はなめらかさなどテクスチャーに大きな影響を与えますので官能評価と分析値の相関性を見ていく予定です。
生豆の脂質量は、12g/100g から19g/100g程度の差があり、SPはCOより脂質量が多く、有意差が明らかなことはこれまで証明してきました。この脂質量の差異を官能的に感知することが今回のセミナーのテーマです。
9月のテーマは「Clean」になります。