〜ピラティスとは〜
体幹やインナーマッスルを鍛えてバランスのとれた体にすることを目的としているため、無理なく取り組めるエクササイズです。ダイエットにも効果的です。
〜からだスキャンセルフマッサージとは〜
ポールの上に横になり、コロンコロンと転がして身体の癖やゆがみを軽減し無駄な緊張を解くことで身体がリラックスでき、デトックス効果、関節可動域の拡大、etc... さまざまな効果が期待できます。
〜ピラティスの成り立ち・ヨガとの違い〜
ピラティスとよく比較されるものに「ヨガ」がありますが、成りたちの違いから見てみましょう。
ヨガは古代インドの思想体系に根差した仏教などの修行・治療法の一つで、その宗教観に基づいた思想と瞑想によって悟りを学ぶことを目的としています。
一方ピラティスは、ドイツ人のジョセフ・ピラティスが幼少期に自身の病弱な体を改善するために考案したのが始まりといわれています。
その後、第一次世界大戦でピラティスは従軍看護師として負傷者のリハビリを行っていましたが、負傷者が寝たままリハビリできるエクササイズに発展させました。
ヨガとピラティスの大きな違いは、その成りたちがヨガは「修行」でピラティスは「エクササイズ」だということですね。
〜ジョセフ・ピラティス氏の言葉〜
ピラティスエクササイズを考案したピラティス氏は著書の中で「人の本当の年齢は脊椎の柔軟性の程度で決まる」といっています。
喘息や病を克服したピラティス氏の教えから、ピラティスとは「心肺機能向上と背骨の柔軟性や強化をするためのエクササイズ」であるといえるでしょう。
背筋の強化のためには正しい姿勢で動き、背骨の柔軟性向上のためには腹圧をかけて動く必要があります。
苦しい思いで「腹筋を鍛える」のではなく「背骨にアプローチするために腹圧でサポートする」と考えて、背骨を機能的に動かすことを意識しましょう。
背筋を鍛えることで美しい体のラインを作ることができて、動きが滑らかになり肩こりも解消されます。うれしいことばかりですね!