古川美術館・爲三郎記念館・数寄屋カフェ

古川美術館は、初代館長故古川爲三郎が長年にわたって収集し大切にしてきた美術品を、「私蔵することなく広く皆様に楽しんでいただきたい」という想いからその寄付を受け、平成3年11月に開館いたしました。
初代館長の故古川爲三郎(1890-1993)は、芸術を愛し、戦前から美術工芸品の収集を行っておりました。そして、長年にわたって集めた美術品を私蔵することなく、広く一般の方々に公開して美術に親しんでいただこうという趣旨で、平成3年4月に名古屋市千種区に古川美術館を開館し本格的な展示を始め、同年10月には愛知県教育委員会より登録博物館としての許可を受けました。
現在は、所蔵品による企画展示を行うとともに美術講演会などの活動もいたしております。
所蔵品は、近代日本画を中心として、油彩画、陶磁器、工芸品、また、西洋15世紀の手描き彩飾写本など、約2,800点になります。所蔵の作品や作者についての調査・研究を進める一方、展覧会や美術講演会等を開催し、あわせて、図録の発行、ハイビジョン番組の制作・上映等も行っています。
また、初代館長故古川爲三郎の没後、爲三郎の「わたくしが大好きなこの住まいを、みなさんの憩いの場として使っていただきたい」という遺志を受けて、その居宅を平成7年11月から古川美術館の分館「爲三郎記念館」として開館し、庭園と数寄屋造りの「爲春亭(いしゅんてい)」、茶室「知足庵(ちそくあん)」等の公開を始めました。
現在は、古川美術館の様々な活動とあわせて年間数回の企画展示、や茶会などの各種イベントなどを催しているほか、「数寄屋カフェ」として当館と縁のある作家の抹茶茶碗と和菓子が楽しめる抹茶セットや珈琲などをご用意しております。
なお、平成30年には国の登録有形文化財に登録されました。

営業時間
休館日:毎週月曜日・展示入替期間・年末年始
開館時間:午前10時から午後5時(最終入館時間 午後4時30分)
お問い合わせ電話番号
0527631991
URL
https://www.furukawa-museum.or.jp/
所在地
愛知県名古屋市千種区池下町2丁目50番地
古川美術館
アクセス方法
名古屋市営地下鉄東山線「池下駅」1番出口より東へ徒歩3分
名古屋市営地下鉄東山線「覚王山駅」1番出口より西へ徒歩5分
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