身体のどこかに不調を感じる時、みなさんはどのように対処していますか?
鍼灸はさまざまな不調に血流を促進させることで不快な症状を取り除きます。
鍼灸は、鍼やお灸を使った刺激療法です。
ツボを刺激すると、全身をコントロールしている内臓の働きを良くする効果があり、自律神経のバランスが整います。その結果、呼吸が深くなり、こわばったの筋肉も緩んでリラックス効果が期待できます。
治療スタイルは、鍼は主に手足の指先や甲、膝や肘から下に使用します。皮下に1ミリ程度の鍼を刺してツボを刺激します。
内臓の働きの改善、関節の痛みや動きの改善を主な目的として使用します。
お灸は、温灸と呼ばれる気持ち良い温度で温める器具や、せんねん灸と呼ばれているタイプのお灸、知熱灸、八分灸と呼ばれるお灸は、モグサというヨモギの葉の裏の繊維を乾燥させて精製した物を、米粒やゴマ粒ほどの大きさに指先で捻り、線香で火をつけて燃やす伝統的な治療法です。
お灸は主に指先で押して痛みなどの反応がある所や、硬くなったり冷えている所に使用します。お灸をした局所を温泉に入った様にポカポカと温めて、血行を促進します。
お灸は滞った血流を改善してくれるので、夜はぐっすりと眠れる様になったという声や、慢性的な疲労感が取れたという声がよく聞かれます。
施術は体長や体質に合わせて行なっていきますが、約8割位はお灸をしていきます。