空手古書道連盟 (Karate Antique Book-Do Alliance)　
空手古書道連盟は、空手の文献を収集して、空手を研究する機関です。空手の流派・会派を問わず、手から唐手、首里手・那覇手・泊手、そして沖縄空手（小林流・剛柔流・上地流など）、伝統空手（松濤館流・糸東流・剛柔流・和道流など）、フルコンタクト空手（極真など）に武道、武術、格闘技までも網羅します。1994年12月に設立。1999年10月よりホームページを開設。展覧会としての公開を1995年7～9月に「空手古書展覧会」、1996年9～10月に「甦る『キックの鬼』展覧会」、2002年9～10月に「空手古書展覧会2002」と称し開催しました。2017年3月に開館した「沖縄空手会館」に協力して資料室に寄託しました。2018年に「空手古書展覧会2018」を東京池袋で開催予定。又、出版メディアに対して資料提供、新刊企画や雑誌特集の協力をしています。空手古書道連盟と「道」をつけている所以は、空手の古書収集と研究も稽古と同様、生涯をかけて取り組む探究と考えているからです。古書店や書店を廻り文献を発見し、入手したものを使い込み研究する業は、まさに空手の修練と同じく道であり「空手古書道」と命名しました。文献はその時代を写し出す文化物でもあります。物としては、書籍、雑誌、ムック本、機関誌、記念誌、教本、大会プログラム、写真集、洋書、新聞、チラシ、ポスター、資料、色紙、ビデオ、ＤＶＤ、ホームページと多岐にわたる媒体があります。これらの収集は、膨大な量で収拾がつかず保管していくのも大変ですが、空手の文化物を残し保存していくことの使命と有益さをもって活動しています。空手古書道連盟では、「現代カラテ図書館」の開設、「平成版　空手道出版目録」の編纂、絶版となっている名著の復刊、空手愛好家のネットワーク構築をめざしています。