紺屋とは染物屋のこと。江戸時代に藍染めが染め物の大半を占めていたので,染物職人を総称して「紺屋」と呼ぶようになりました。
反物が着物になるまでには、様々な工程があります。江戸小紋や江戸更紗、東京手描友禅といった染色の技法や、江戸刺繍や紋章上絵などの技術、染色補正や湯のし、洗張といった仕上げの工程まで、高度な分業制が発展してきました。
当イベントではこうした業種を幅広く「紺屋」と捉え、新宿区は神田川・妙正寺川の流域を中心に落合・高田馬場・早稲田にある染色にまつわる多種多様な工房を期間中、見学することができます(日程は各エリアによって異なります)。
各工房独自の体験や展示も企画しておりますので、秋の散策がてらぜひ着物でお越しくださいませ。