藤沢市鵠沼に90年佇む国登録有形文化財と
その建物を守るように囲う野趣溢れる庭園。
明治時代、日本初の別荘分譲地として開発された鵠沼は、
住宅街となった現在もなお、
背の高いクロマツが海に続く道にアーチを作り、
静かで風情ある景観を醸し出しています。
時代の流れとともに、昔ながらのお屋敷と豊かな緑は減り、
別荘地時代の面影を残す邸宅はわずかとなりました。
老朽化の進む家屋と広大な敷地の維持管理は、
所有者にとって大変難しいことですが、
鵠沼の歴史と景観を象徴する場として、
保存活動を進めています。
「松の杜(もり)くげぬま」は、
そんな歴史的価値のある場所を多くの方に利用していただくことで、
建造物と庭園の維持管理へと繋げる
地域のコミュニティスペースです。
不定期でイベントの開催、
貸しスペースとしての活用などを予定しています。
イベント参加の際は、こちらから予約申し込みをお願いいたします。