1843年に京都で創業した川島織物セルコンは、179年の歴史を持つ織物メーカー。古くは明治宮殿、近年では京都迎賓館や数々のラグジュアリーホテルに織物を納入するなど、その唯一無二のクオリティが高く評価されている。熟練の職人による伝統的な手織り技術に加えて、現代ならではのテクノロジーを駆使した機械織りも積極的に取り入れ、文化の継承と未来へつながる技術革新に力を注いでいる。京都の本社には、織物の製造工場をはじめ、歴史的価値の高い作品を所蔵する「川島織物文化館」や次世代に織物技術を継承する「川島テキスタイルスクール」を併設。織物文化の継承と発展、そして発信に努めている。